【武川岳】横瀬二子山-焼山-武川岳-正丸峠!奥武蔵の山を縦走!絶景ポイントも紹介します!

YAMA BLOG

武川岳を目指して芦ヶ久保駅から正丸駅まで縦走しました。眺望のない地味なルートと思われがちですが、その魅力を紹介!そして体力がゴミカスの私には修行の道でした!

横瀬二子山、焼山、武川岳はどんなところ?雑に紹介!

まずは今回歩いた山を紹介!※そんなのいらんからルートを知りたい!って人はこちらからジャンプ!

横瀬二子山

芦ヶ久保駅から直接登れる標高882.7mの山です。埼玉県内に二子山と名のつく山は2ヶ所あり、小鹿野町にも二子山があるので区別するために横瀬二子山と呼んでます。横瀬二子山はその名のとおり雌岳と雄岳の2ヶ所のピークがあります。駅から気軽に行くそことができるので、動物や野鳥の撮影のため何度か訪れてる私の好きな場所です。とは言え頂上付近は傾斜がきつく険しいです。

焼山

二子山と武川岳の間にある標高850mの山です。武川岳に行く途中のただのピークとして扱われがちですが実際は武川岳より眺望が良いです。焼山をメインに登っても全然良いぐらいですが、なぜか注目されることはない残念な山です。

私は推してるよ?!

武川岳

埼玉県飯能市と秩父郡横瀬町にまたがる標高1,051.7mの山です。登るにはいくつかルートがあります。

正丸峠

飯能市と横瀬町の間にある峠。標高は636mで眺めが良く、食事が可能な奥村茶屋がある。私はよくわからないのですが走り屋の聖地で交通事故が多いところらしい…。バイクや自転車で立ち寄る人が多い。また、イニシャルDの聖地としても有名だそうです。

DQNみが強い…。

今回歩いたルートはこちら

芦ヶ久保駅(7:30)→兵の沢コース二子山雌岳(9:20)→二子山雄岳(9:40)→焼山(10:40)→蔦岩山(12:00)→武川岳(12:25)休憩1時間→名栗元気プラザ(14:40)→正丸峠(15:00)→正丸駅(16:20)

↓よろしければ登山計画の参考にしてくださいYAMAP登山記録

横瀬二子山・焼山・蔦岩山・武川岳 / なるれぼさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

↓動画派の人はこちらから

それではさっそくコースの紹介を始めるよ!

兵の沢コースへ

芦ヶ久保駅からスタートしていきます。
この先トイレが全然ないので行っておいてくださいね。なんなら心配な人は携帯トイレとかお花摘みセットを準備しておいたほうが良いかも。

まずは二子山を目指して歩きます。
沢沿いを歩く「兵の沢コース」を進んでいきます。尾根沿いを歩く「浅間神社コース」はまた今度行きたいと思います。トンネルをくぐると山道が始まります~!!

トンネル
このトンネル入るとひんやりしてるよ…

沢沿いの道なのでゴツゴツとした道が続きます。

沢沿いの道
ゴツゴツの沢沿いコース

スギ・ヒノキ林、ミズナラ林、カラマツ林と植生が変化するのが見ていて面白いです。

人工林と落葉広葉樹審
人工林と落葉広葉樹林が入り乱れる
カラマツ林
カラマツ林

カラマツ林をすぎると尾根に出てきます。看板には左が行き止まりと書いてありますが、少し歩くと岩菅山の山頂になります。また、私の持ってる登山地図によると熟練者向けのルートがあるみたいです…こわいから行かないけど。

看板
左は行き止まりと書いてある

そしてここがこのコースで1番キツいと思われるところ…。私はロープを掴まないと登るのキツいなと思いました。

急斜面
ロープが張ってある急斜面
ロープ
ありがたくロープを使わせてもらう

この斜面でだいぶHP削られた…。

二子山(雌岳•雄岳)

キツい斜面を登り切ると、二子山の山頂…ですが、二子山はその名の通り2つの山頂があり、雌岳と雄岳と名前がついています。まず到着するのは雌岳のほう。

看板
周辺は樹林なので眺望はほぼない

雌岳からの眺望はいまいちです…。雌岳では浅間神社コースと合流することができます。
雌岳を下って雄岳に向かいます。岩のゴツゴツしたところを歩いて行きます。雄岳山頂の手前では傾斜がきつく、岩を掴みながら登ります。

ゴツゴツした岩
ゴツゴツした岩

ゴツゴツの岩を登ると雄岳の山頂。

看板
雄岳山頂

雄岳では武甲山がよく見えます。多くの人はこの景色を見るだけで先に進んでしまうのです…が…!

武甲山
木々の隙間から武甲山

実は山道から少し外れた場所にこんな絶景ポイントがあるんです!!この景色を見ると二子山を好きになっちゃいますよ〜!このポイントはすぐ見つかると思うので探してみてください。

もっときれいに見える武甲山

この景色忘れずに見てくれよな

焼山

二子山の雄岳を下って焼山を目指します!
ミズナラ林の中、緩やかなアップダウンが続く道です。この倒木いい形してますよね!下をくぐっていきます。

倒木
倒木のトンネル

今回のルートで1番危険な感じの岩場を登ります。距離は短いのでそれほど大変ではないです。慎重に登れば大丈夫です。

岩場
急に見えるけど慎重に登れば問題なし

岩場を登り切ると焼山の山頂に到着します。

武甲山
武甲山の横顔?

周りに高い樹木が少ないので眺めが良いです。武甲山がさらに近くに…!
ここを目標に登っても全然いいのでは?と思いますが武川岳のおまけにされがちです。実際、武川岳より眺めが良いのではと思います。

高い木がないので景色が良いですよ~!

蔦岩山

焼山を下り蔦岩山を目指します。
途中道に迷いやすいので気をつけてましょう。

林道に合流するひらけた場所に出ますが、看板の立っている左側の細い道の方に行きます。

林道
林道と合流

ここの看板を信じてまっすぐ200m歩いたのですが…

看板
ちいさな看板

私の体感でもう200m以上歩いただろ…と、不安になってきたところで尾根の上をみると看板が!道ともいえぬような踏み跡を辿り尾根に登りました。尾根を歩く道もあったようですね…。

うっすら道
うっすら道…?

蔦岩山は周りが樹林なので特に眺めが良いわけではなかったです。ゴツゴツした岩の上って感じでした。

蔦岩山
蔦岩山の看板

疲れたけど、ここまでくれば武川岳はあと少し…のはず!

武川岳

蔦岩山をすぎで、何度かアップダウンを繰り返します。毎回ここが武川岳?!と騙されます。
そんなこんなを繰り返すと武川岳に到着します。ベンチがあるので何人がお昼ご飯を食べてました。

武川岳看板
武川岳到着

眺めは…いいのか??そうでもないような気もする…。

でもさッ、達成感あったからいいよねッ!

名栗元気プラザ

武川岳の後は名栗元気プラザを目指します。武川岳にはいくつかルートがあります。伊豆ヶ岳を目指す人は山伏峠に行くのがオススメですが、私は体力的に微妙だなと思ったので伊豆ヶ岳を迂回できるこのルートへ。もう早く帰りたいよ〜って人は天狗岩を経て名郷バス停に行くといいかもです。逆に名栗元気プラザ向かう人あんまりいないのでは?ちなみに道が見つからないと思って探したら名栗元気プラザと思われる看板が壊れちゃってました。

看板
下に落ちてる板が名栗元気プラザの看板なのか?

この先は道が不明瞭なので地図を確認しつつ、ピンクリボンを目印に歩きます。

途中、分岐がありますがどちらに行っても名栗元気プラザに行けます…が、左は地図で破線になってたので今回は右に行きました。

川の流れが聞こえて聖望の森の看板が見えたら車道に出ます。
名栗元気プラザは林間学校とかで使われるような宿泊施設っぽいです。この施設プラネタリウムがあるなんて驚き。ちなみにトイレが限界で一度お借りしたことがありますが、念のため管理人さんに了承を得て使いました。

名栗元気プラザ
名栗元気プラザ

正丸峠

正丸峠までは車道をずっと歩いていきます。伊豆ヶ岳に行けるがあるのですが無視。
舗装もされてて緩やかなので全然疲れませんでした。ちなみに走り屋と呼ばれる人たちがいたずらしたのでしょうか?ガードレールの落書きがジワるので見ていきましょう。

ガードレール
八王子と戦ってるの草
ガードレール
他に書くことなかったのか

正丸峠には奥村茶屋という食堂があります。寄ってみたいのは山々ですが日が暮れてしまうのでまた今度。正丸峠はなかなか眺めが良いですよ。

奥村茶屋
奥村茶屋はツーリングの人などに人気っぽい

正丸駅へ

奥村茶屋の裏手から山道に入っていきます。
階段がめちゃくちゃ急で杭が斜めになってしまってて危ないので慎重に降りましょう。
この橋も斜めになってしまってて、私はカニさん歩きで渡ったのですが調べてみたら橋を使わず沢を渡るのが安全みたい。まさかの橋を使わないなんて私の頭では思いつかなかった…。

橋
斜めになってしまった橋

正丸峠の登山口に出るとあとは舗装された道です。少し歩くと伊豆ヶ岳の登山口もあり合流します。
最後に平衡感覚がおかしくなりそうな階段を登れば正丸駅に到着です!

階段
違和感すごい階段

まとめ

私は体力がないので、だいぶきつかったです…。武川岳のあとに伊豆ヶ岳も登っちゃう人すごすぎじゃないですか?
ちなみにヤマケイの登山強度的には断然この前の武甲山のほうがきついのですが、私はこっちのがきつかったなー。アップダウンがあるからかな。体力づくりにぴったりのコースでした!

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